聖書信仰の見張り人たち

聖書信仰の見張り人たち

聖書預言で世界情勢を読み解く

2021.09.14 一般 

この記事は、ハーベスト・ウォッチの新しいセクション「世界情勢と預言」の最初の記事です。

「世界情勢と預言」セクションでは、聖書の預言をもとに世界情勢を読み解き、現在と将来について聖書からわかること、予測できることについて情報を提供していきます。記事は次のような内容を予定しています。

  • 終末預言の紹介と解説。
  • 終末預言に関連するニュースの紹介と解説。
  • 過去に成就した聖書預言の紹介と解説。

なぜ世界情勢と預言について語るのか

世界情勢と預言について語るのには2つの目的があります。

一つは、コロナ禍によるロックダウン、中国の脅威増大、ビッグテックと呼ばれる巨大ハイテク企業(GAFA)による言論統制など、これまでには考えられなかったことが次々に起こる中で、クリスチャンが冷静に世界情勢を眺め、賢明な選択ができるよう応援することです。そのために、米国福音派の学者や専門家が発信する情報を紹介していきたいと思っています。

もう一つは、聖書預言の解説と現在の世界情勢をリンクさせて語ることで、聖書の預言が確実に成就していることを示すことです。聖書が神のことばであることが最もわかるのは、預言の成就を見ることです。これは未信者への伝道にも役立ちます。また、信者が聖書に対する信頼をさらに深める機会にもなります。

時のしるしを見分ける

現在は、ユダヤ民族のイスラエルの地への帰還、グローバル化の拡大など、聖書に記されている預言が成就しつつある時代です。イエスは、マタイ16:2~3で次のように語っています。

2 イエスは彼らに答えられた。「夕方になると、あなたがたは『夕焼けだから晴れる』と言い、 3 朝には『朝焼けでどんよりしているから、今日は荒れ模様だ』と言います。空模様を見分けることを知っていながら、時のしるしを見分けることはできないのですか」

この当時のユダヤ人指導者や多くの民衆は、イエスによって何度も示されていたメシア(救い主)到来のしるしを見分けることができず、紀元70年のエルサレム崩壊によって滅びることになりました。

また、イエスは終末時代に起こることを預言した後、ルカ21:29~31で次のように語っています。

29 それからイエスは、人々にたとえを話された。「いちじくの木や、すべての木を見なさい。 30 木の芽が出ると、それを見て、すでに夏が近いことが、おのずから分かります。 31 同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは神の国が近いことを知りなさい」

聖書を信じるクリスチャンにとって、時のしるしを見分けることは大切なことです。そうすることで、今がどういう時代かを聖書的に理解し、正しい時代感覚に従って賢明に歩むことができるようになるためです。

暗い時代のともしび

現在、さまざまな「陰謀論」が飛び交っています。たとえば、「新型コロナウィルスのワクチン接種を受けることは、黙示録にある『獣の刻印』(黙示録13:17、16:2など)を受けることを意味する」といった話は、陰謀論の典型です。1

しかし、政情不安定な時代には、「陰謀論」だけではなく、正真正銘の陰謀があります。たとえば、1930年代に朝日新聞社のスター記者として国民に影響力を持ち、近衛文麿内閣のブレーンとして活躍した尾崎秀実は、ソビエト連邦の世界革命組織「コミンテルン」のスパイとして言論活動を行い、日本を日中戦争の泥沼に駆り立て、米英との対決を煽りました。また、米国でも、財務次官補のハリー・デクスター・ホワイトは、コミンテルンのスパイとして、米国を対日強硬路線に導く工作を行いました。ホワイトは、日本に対する事実上の最後通牒となった「ハル・ノート」の原案を書いた人物です。

そのような時代には情報が錯綜し、マスコミや政府の言うことだからといって無条件に信じることが難しくなります(尾崎は大手マスコミの人気記者、ホワイトは米政府の高官でした)。また、根拠に乏しい陰謀論が飛び交うため、インターネットなどでさまざまな情報に接する場合も慎重に吟味する必要があります。

しかし、どのような時代にあっても、私たちには聖書とその預言が与えられています。聖書の預言は、数千年前に語られた内容のままで、時代によって変わることがありません。使徒ペテロは、聖書で与えられている預言について、2ペテロ1:19で次のように語っています。

私たちは、さらに確かな預言のみことばを持っています。夜が明けて、明けの明星があなたがたの心に昇るまでは、暗い所を照らすともしびとして、それに目を留めているとよいのです。

時代が暗くなっても、聖書の預言の言葉を握りしめていれば、絶望する必要も、右往左往する必要もありません。世界が崩壊に向かっているように見えても、実のところ時代は神の預言通りに進んでいるのです。これまで歴史上で何度も証明されてきたように、聖書の預言は必ず成就します。現在のような混迷の時代にあっても、聖書を軸として情勢を読み解くことで、陰謀論に振り回されることなく、耳に入る情報を究極の情報源と照らし合わせながら日々を歩むことができます。

最後に

聖書の預言について申しあげておく必要があるのは、聖書の預言には誤りがなくても、解釈には誤りが入り込む可能性があることです。そのため、このセクションの記事では、聖書に実際に書かれていることと、それに対する解釈はできるだけ分けて書いていく予定です。さらに、学者によって解釈が分かれる聖書箇所は、「聖書研究」セクションで詳しく取り扱っていく予定です。

  1. 獣の刻印は大患難時代が始まってからのものなので、大患難時代に入っていない現在の段階で受ける可能性はありません。また、黙示録13:17によると、獣の刻印は「右の手かその額」に受けると言われています。ワクチン注射を手や額に打っている人を見たことがあるでしょうか?


“聖書預言で世界情勢を読み解く” への2件のフィードバック

  1. 澤育子 より:

    コロナ禍がどこに向かうのか、アメリカ大統領選の不正がわかりつつ、それを正される事なく苦しむ人々がいたり、アフガニスタンでタリバンと言うテロ組織が政権を握る、北朝鮮が日本に向かってミサイルを発射したり、言い出したらキリがないほど今の世の中で正気を保って生きるのは大変困難な状況だと思います…報道の混乱、何を信じたら良いのか⁈ クリスチャンである私は神様の言葉だけが頼り、と考えています…でも、正しく聖書を読まないとやはり迷路に入ってしまう事になるので、聖書フォーラムに集い、同じ教理に立つ兄弟姉妹との礼拝、学び、分かち合いを大切にしたいと思っています…そして、このような時に佐野さんが立ち上げてくださったこの働きによるメッセージの配信から学び、まずは自分が正しい道を歩み、また迷っている兄弟姉妹、まだ信仰を持たずに暗闇で苦しむ知人達に希望の道、福音を正しくお伝えできるよう、願っています…このメッセージ、めちゃタイムリーで…中川牧師の書斎がなくなりつぶやきが始まったので、このようなツールを大切に前を向いて生きたいと思いました。

    • tksano より:

      コメントありがとうございます。今は暗い時代ですが、光がそれだけより明るく輝く時代でもあるので、そのような光となる情報を提供していけるようにがんばります。

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